まーくんのこと2

まーくんの最初の月命日が近づいています。

 

まーくんを見送ってから、

まずは母親と一緒にまーくん仕様になっていた家を片付けました。

 

まーくんが滑らないようにと玄関に敷き詰めたジョイントマットたち。

まーくんが段差の上り下りが難しくなった時に買ってきたスロープ。

まーくんがぶつかっても痛くないようにと壁にはりまくったプチプチ。

まーくんがハマらないようにといたるとこに設置したクッション。

まーくん危なく無いようスペースを決めて囲むようにして置いたベビーサークル。

これらはすべて、まーくんのことを必死に考えて、

私たち家族が試行錯誤した証でした。

 

「四十九日まではここにおいておきたい」と母親が言うので、

まーくんが寝たきりになってから使っていたマットは

今日も窓辺に置いたままになっています。

それだけで、まーくんの気配が色濃くリビングに残りました。

 

その他にも、まーくんが食べやすいようにと

ダンボールで手作りをした食器スタンドや

食事介助が必要になった時に使っていたソフトスプーンも

いつもの玄関の場所に置いたままにしています。

それらは、どれだけしんどい中でもごはんだけは

がつがつと食べてくれるまーくんのイキイキとした姿を

私たちに見せてくれた宝物だからです。

 

まだまだ使えそうなペットケージや

未使用のペットシーツ、未開封のペットフードなどは

必要としている保護団体に寄付をしました。

 

今週のうちに、お世話になった動物病院に

お礼の気持ちを伝えに行こうと思っています。

 

今月末までに、父親の誕生日に合わせて

まーくんの写真を本にして家族の人数分作ろうと思っています。

 

2018年になってから私は文字通りまーくんのことで頭がいっぱいでした。

実家と一人暮らしの部屋と動物病院を毎週いったりきたりし、

どうすればいいのか全くわからず、苦しくて辛くて、

父親とは治療の方針について考えの違いが生じた時は喧嘩にもなりました。

まーくんのしんどい姿を思い出すだけで、泣けて泣けて仕方がなくて、

わんわん泣きながら家のまわりをぐるぐると一人で歩いた夜もありました。

 

そんな、私にとっての、

まーくんとの時間も終わりに近づいてることを感じています。

 

まーくんを見送ってからあれやこれやとしているうちは、

まだ前を向けているような気持ちでありましたが、

正直、今になって喪失感と迷いで胸がいっぱいです。

 

私はちゃんとできていただろうか。

私たちは、できることをやっていただろうか。

まーくんは、どれだけしんどかっただろうか。

 

ここのところ、毎晩考えてしまいます。

かかりつけの先生に報告するために、

通院が難しいまーくんのしんどい姿の写真をいっぱい撮っていました。

毎晩、カメラロールにずらりと並ぶまーくんを眺めながら、

しんどい中で一所懸命がんばって生きたまーくんをしっかりと感じています。

 

けれどもわたしはまだ、

自分の気持ちの行き場を見つけきれていないことを思い知りました。

 

でも今はこれでいいと思っています。

今は、とことん、まーくんのことを思いたいです。

 

f:id:eikaillustration:20180610213707p:plain

所定の位置にごはんがスタンバイされていなくて、

「まだ?」と要求してくるまーくん。

最後までがんばってごはんを食べてくれて、本当にありがとうね。

 

どれだけお世話をしても、いつでも救われていた。

いつもいつも、助けられていたのは私の方。

まーくん。

 

 

まーくんのこと


5月17日、愛犬のまーくんが永眠しました。

 

まーくんとの出会いについて書きます。

彼はフラフラと彷徨いながら、今にも車に轢かれそうになっていたところを

わたしが10代のころとてもお世話になった人に保護されました。

彼女は動物がだいすきで、自分でも猫を飼っていたり

普段から迷い猫の保護や里親を探す活動をしていました。

 

保護された当時、ずいぶん彷徨っていただろう風貌だったと聞きました。

けれどもきちんと飼われていたような様子もある柴犬です。

この子の事を探しているであろう飼い主さんを必ず

見つけたいと思った彼女でしたが、彼女の家には何匹も猫がいたので

わたしの実家で一時預かることになりました。

わたしたちにとって、3年前に大好きだった先代の柴犬のアルちゃんを

亡くしてからとても久しぶりの犬のいる生活が始まりました。

呼び名は当時楽天にいた田中投手のまーくんより拝借しました。

ちょっと似ていたからね。

 

まーくんとの生活が始まりました。

とてもヤンチャで人懐っこく、おりこうさんなまーくんでしたが

頭の上を撫でられるときにフイに脅える様子を見せたり

嫌なことがあると我慢できずに怒って噛んだり(わりと強め)、

わたしたちとの信頼関係がまだ築きあがってないにしろ

ちょっと気になる点がいくつかありました。

特に上から手を出されると怖がる表情を見る度にすこし悲しくなりました。

いったい今までどんな暮らしをしていたの、と

話しかけてみるも彼は答えませんでした。

「すぐに見つかるはず」と思っていた飼い主さんでしたが、

警察に届けを出し、色々なところに情報を出しましたが

全く連絡はありませんでした。

そして3ヶ月後、すっかりまーくんのことを大すきになってしまったので

正式にうちで引き取ることになりました。

 

まーくんとの生活は、とても楽しいものでした。

犬のいる家というのは、一層明るくなるものだとしみじみ思いました。

先代のアルちゃんがお姫さまのようにか弱く可愛い女の子だったのですが

まーくんは真逆で、体も心も大きくて強くてガサツ、

細かいことは気にしない ザ!男の子!という感じでした。

わたし達との生活にもずいぶん慣れはじめ、

どんどん可愛い面も見せてくれるようになりました。

ブラッシングがだいすきで、ブラシを手に持つと

ズシンとこちらに背中を向けて座りこみ、「早くブラシしろ」と

言わんばかりにこっちをチラリと見つめる表情がたまりませんでした。

ブラシだけでなく 孫の手、カーペットに使うコロコロなんかも大好きでした。

 

そして心配していた「上から手を出すと脅える」

しぐさも、気づいたらしなくなりました。

誰がリーダーかきちんと理解したら家族を噛むこともなくなりました。

自然とわたしも前の飼い主さんとの生活を想像することはなくなりました。

 

でも、ひとつだけ、

いつもどうしても知りたくてたまらないことがありました。

それはまーくんが子犬だったときのことです。

わたし達がまーくんを迎えたとき、

まーくんは既に成犬でした。4歳前後だったと思われます。

 

まーくんは、子犬のとき、どんなだった?

とっても可愛かったんだろうなあ。

どんなオモチャで遊んだ?

どんなイタズラをした?

フローリングではうまく歩けず、すべったりした?

 

その姿をひと目見たかった、

と今でも思います。


f:id:eikaillustration:20180529121710j:plain

f:id:eikaillustration:20180529121714j:plain

f:id:eikaillustration:20180529121717j:plain

f:id:eikaillustration:20180529121721j:plain


うちに来たばかりの頃の写真です。

保護してくれたお姉さんの手作りのクッションが大好きでした。

振り返ったときの顔のお肉の集まり具合がかわいいですね。

 

hello May

こんにちは。

イラストレーターのEikaです。

ウェブサイトを新しくしたのと同時に、

新しくブログも書き始めようと思いました。

 

思えば私は10代の頃からあれこれ書いては

ネットにアップするのが好きだったのですが

いつからか自分の書く文章に あんまりなー、

なんだかなー、と思うようになってしまいました。

けれども自分の思ったことを責任もって書き残すのは、

自分のやってみたいことなんじゃないかなと

最近フと思い立ったのでこれを書いています。

あとこのブログにたくさんお知らせを

アップできるようにがんばりたいです!


2018年に入り、6年間勤めていた会社を辞めました。

素敵な同僚たちに恵まれ、会社での仕事は大好きだったのですが

これからいろんなことをたくさん描いていこうと思っています。